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武経七書

54 教战

六韜・犬韜「教戦篇」〜わたくしたちの百万軍操練♡

六韜・犬韜「教戦篇」〜わたくしたちの百万軍操練♡

登場人物

  • 呂尚(太公望):ツンデレで博識なギャル軍師。教練法になると超真剣。
  • 武王(姫発):無垢で努力家な小姫。お姉様に褒めてもらうのが日々のご褒美。
  • 太史編:幼女語り部。難しい軍制も、彼女の魔法でふわっと理解できる!

本文

武王(緊張しながら)「お姉様……ついに、わたくしの軍にも十万の兵が集いましたの……。でも、これほど多くの人々を一糸乱れず動かすなんて、果たしてできるのか不安ですわ……」

呂尚(優しく微笑みながら)「ふふっ、心配しないで姫発ちゃん♡ 三軍を指揮するには、ちゃんと順序立てて“教えて”“練って”“戦わせる”ってステップがあるのよ。教戦って言うの」

武王(目を輝かせて)「きょうせん……教えて戦う、でございますのね!」

呂尚(語調を引き締めて)「そうよ。まずね、将は軍中で“金鼓”──つまり、金属の打楽器と太鼓──を用いて号令を整えるの。これは進退のリズムを合わせるための音律。ひとつひとつの合図に意味があるの」

武王(小首をかしげて)「太鼓の音で兵たちを動かすのですね……可愛らしく思えますけど、戦場では命がかかっているのですわよね」

呂尚(頷きながら)「その通り。だから、教練はこうやって進めるの──まず一人の兵を鍛える。そしてその一人が出来たら、十人で合わせる。十人出来たら、百人で合わせる。百人、千人、万人……そして百万、すべてが一致して動くようになるまで、ね」

武王(ぽつりと呟くように)「ひとりから、百万へ……。まるで、わたくしの夢もそうですわ……」

呂尚(姫発の頭を撫でながら)「夢も軍も、一歩ずつ積み重ねていくものよ。ちゃんと育てていけば、いつか全土を制する百萬の軍にもなるの。だからこそ、教戦は大事なのよ♡」

武王(顔を赤らめて)「……お姉様、わたくし、必ず教戦を学びますわ。兵たちと心を通わせ、一糸乱れぬ軍を築いてみせますの……!」

呂尚(満足げに)「えらい♡ その決意こそ、百万の軍の“旗”よ」

太史編のやさしい解説コラム

太史編(ぴょこんと登場☆)「こんにちは〜! 今日は《教戦篇》だよっ。大軍をまとめるコツ、ぜんぶ詰まってるのっ!」

  • 金鼓(きんこ)ってなに? 金属の鐘と太鼓のこと。これを使って「進め!」「止まれ!」の合図を送るの。
  • 練習のしかたは? まず1人、次に10人、100人、1000人、万人、そして百万へ! 小さな訓練の積み重ねで、大軍もひとつに動くよ!
  • どうして大切なの? 指令が通じない軍は“暴徒”と同じ。動きを合わせれば、たったの十人でも強大な軍に勝てるのっ!

✨武王のひとこと感想

武王「お姉様……兵法って、鍛えれば鍛えるほど“わたくしの鏡”になるのですね……♡」

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