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武経七書

59 战骑

六韜・犬韜「戦騎篇」〜雷光の蹄、風の如く襲い来る

六韜・犬韜「戦騎篇」〜雷光の蹄、風の如く襲い来る

登場人物

  • 呂尚(太公望):冷静沈着なギャルお姉様。戦の理を誰より深く知る智の将。
  • 武王(姫発):素直で学び熱心な小さき王。少し怖がりながらも勇気を育てる日々。
  • 太史編:元気な解説ロリ。難しい兵法もするりとやさしく教えてくれる♡

本文:呂尚と姫発の兵法問答

姫発(おずおずと)「お姉様……この間“騎士”の選び方を教えていただきましたけれど……。その、騎兵って……どうやって戦うのでございましょう……? わたくし、ちょっぴり、いえ……かなり不安で……」

呂尚(柔らかく笑って)「ふふっ、姫発ちゃんったら可愛いんだから♡ でも不安になるのも当然ね。騎兵の戦い方は、とっても特殊で、しかも──勝てるときと、負けるときが極端に分かれるの」

姫発「極端……?」

呂尚「そう。騎兵は、“十勝九敗”──十の勝機と九つの敗地があるのよ。使いこなせば雷のような勝利を呼ぶけれど、間違えれば一瞬で壊滅するの」

姫発(息をのんで)「ま、まるで……刃の上を駆ける戦術ですわ……」

呂尚(真剣に指を立てて)「じゃあまず、“十勝”から話すね。たとえば──敵がまだ布陣できていないとき。旗が乱れてるとき。士気が低いとき。夕暮れで陣に戻ろうとしているとき──そういうときに両翼や後方を突けば、一撃で崩せるわ」

姫発「なるほど……つまり、騎兵は“速さと奇襲”が命なのですね……!」

呂尚「そのとおり。しかも、昼夜にわたって旗や服を変えて混乱させる“心理戦”まで使うの。平地で四面が見える地では、車と連携して一気に制圧することもできるわ」

姫発「まぁ……まるで、風と雷が合わさって、嵐になるような……」

呂尚(にっこり微笑んで)「そうね♡ でもね──それだけに“九つの敗因”も忘れちゃだめ。たとえば、敵がわざと逃げて誘い出し、車や伏兵で背後を断つ。あるいは、入る道が狭く出る道が遠い地で、少数に囲まれる。深い谷や林が動きを封じたり、泥沼で足を取られたり──一度足が止まれば、騎兵は瓦解するのよ」

姫発(手を握りしめて)「……こ、怖いですわ……。でも……知っていれば、避けられるのでしょうか……?」

呂尚「ええ、それこそが明将の務め。勝てる十、負ける九──その境界を見極める目があるなら、騎兵はどの兵よりも広く、速く、深く、戦局を動かせる存在になるのよ」

姫発(うなずいて)「はい……! わたくし、風のように駆けるその兵を、しっかり導いて差し上げたい……。たとえ、嵐の中を進むとしても……!」

呂尚(優しく頭を撫でて)「その決意があれば、どんな嵐でも勝てるわよ。姫発ちゃん♡」

太史編のやさしい解説コラム

太史編(ぴょこっ!)「はーい! 太史編だよっ✨ 今回は《戦騎篇》! 騎兵って、じつは“超・ハイリスクハイリターン兵”なのっ! 一緒に見ていこうっ♪」

  • 騎兵の“十の勝ち方”って?
    • 敵が布陣前 → 先手必勝!
    • 旗が乱れてる → 混乱を突こう!
    • 夕暮れで帰陣 → 背後を突けばパニック!
    • 平地で四面見える → 車兵と連携で包囲!
    • 隊列グダグダ → 両翼から突撃!
    • “速さ×奇襲×心理戦”が勝ち筋だよっ!
  • 騎兵の“九つの死地”って?
    • 敵のワナで背後断たれる!
    • 狭い道に入って出られない!
    • 沼・谷・林で足が止まる!
    • 粘土・沼地で滑って突撃できない!
    • 地形が不利&補給断たれる!
    • 一度スピードが止まったらアウト! 騎兵は“走り続ける”のが命なのっ!
  • まとめ! 騎兵は“風雷のごとき兵”✨ でも止まればたちまち壊れる“硝子の刃”──「十の勝機」「九つの敗因」を知ることが、王の責任なんだよっ!
  • 太史編(にっこり)「騎兵を使いこなすってことは──“風を読み、雷を制す”ってこと♡ 王が風の行く先を示してくれたら、きっとどんな嵐にも、兵は応えてくれるよっ!」
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