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武経七書

53 练士

六韜・犬韜「練士篇」〜勇士たちの肖像、わたくしたちの軍の力♡

六韜・犬韜「練士篇」〜勇士たちの肖像、わたくしたちの軍の力♡

登場人物

  • 武王(姫発):無邪気で真剣なお嬢さま。呂尚を「お姉様」と慕う元気な小姫。
  • 呂尚(太公望):ツンデレ気味なギャル兵法家。甘くて理知的、頼れるお姉様モード。
  • 太史編:おませなロリ風ナビゲーター。用語や戦法を優しく解説♡

会話シーン

武王(うっとりと目を伏せて)「お姉様……兵を選ぶのって、ただの筋力や体力だけじゃないんですのね? 人の志とか、心に燃える想いとか……そういうものが、軍を強くするのでしょうか……?」

呂尚(優しく微笑んで)「ふふっ、さすが姫発ちゃん♡ 鋭いところに気づいたわね。実はね──兵士たちの“内に秘めた動機”こそが、戦場での真の強さを決めるのよ」

武王(目を輝かせて)「まぁ……! では、教えてくださいませ! わたくしも、お姉様のように兵の心を見抜けるようになりたいのです!」

呂尚(真顔で語り始める)「兵の訓練とは、ただ武器を振るうだけではないの。それぞれの素質や背景に応じて、最適な隊に配属することが──軍全体の力を最大限に引き出すカギになるのよ」

十一種の勇士たち

  • 冒刃(ぼうじん)之士:命知らずで傷を恐れず、刃の下にも飛び込む兵。 「恐怖より、使命が勝る者たちよ」
  • 陷陳(かんちん)之士:真っ直ぐ突き進み、敵の隊列に割って入る勇者。 「一陣を乱す、突撃の魂!」
  • 勇鋭(ゆうえい)之士:整った体躯に俊敏な動き、陣形を崩さぬ精鋭たち。 「刀の舞、軍の華」
  • 勇力(ゆうりょく)之士:怪力無双の破壊者。敵の鼓や旗をも粉砕する。 「一撃で戦場を震わせる者」
  • 寇兵(こうへい)之士:足が速く、野山を駆ける斥候型。 「風とともに来たり、影のように消える」
  • 死斗(しとう)之士:元は貴族や重臣、失脚を雪ぐため命を懸ける者。 「一戦で全てを賭ける誇り」
  • 励鈍(れいどん)之士:過去の辱めを隠し名を挙げたい、元婿養子や捕虜。 「この一矢で名を立てる!」
  • 敢死(かんし)之士:亡き将の子弟、父兄の仇を討つために戦う者。 「御恩に報いる血の剣」
  • 必死(ひっし)之士:貧しさに憤り、必ず戦功を立てると誓う者。 「命で開け、富貴への道!」
  • 幸用(こうよう)之士:罪を逃れ、名誉を取り戻すために戦う者。 「贖罪は、勝利の先に」
  • 待命(たいめい)之士:才技に秀で、重任を担える者。背に使命を負う。 「まだ見ぬ戦場に、己の価値を刻む」

会話の続き

武王(そっと両手を重ねて)「なんて……熱くて、切なくて、力強いのでしょう……! それぞれの心に、物語があるのですわね……!」

呂尚(頷きながら)「そう。軍とはただの鉄の塊じゃない。一人ひとりが──生き様を持っているのよ。だからあたしは、兵の名簿を見るとき、必ず“心”も読み取るの」

武王(潤んだ瞳で)「……わたくしも、そんな王になってみせます。皆の想いを知り、彼らの運命を導ける王に──!」

呂尚(微笑んで姫発の手を取って)「ええ……きっとなれるわよ、あたしの誇りの妹♡」

太史編のやさしい解説コラム♡ 〜どんな兵も、意味がある!〜

太史編(ちょこんと登場)「やっほーっ☆ 今回は“練士”っていう、兵の分類について解説するねっ!」

  • 練士とは? いろんな性格・背景・得意分野を持った兵士を、それぞれに合った戦い方で活かす方法なんだよ!
  • どうやって分けるの? 「めちゃくちゃ強い!」「かならず勝ちたい!」「昔の恨みを晴らす!」みたいな気持ちがあると、それに合った部隊に配属されるの♪
  • なんで大事なの? 得意なこと・背負ってる想いって、すっごく大きな戦力になるから! 自分にピッタリな場所でこそ、人は光るんだよ〜☆
  • まとめっ☆ 練士篇は「人を知ることが、軍を動かすことの始まり」って教えてくれてるの! 誰もが“戦う理由”を持ってる。それを見抜くのが、ほんとうの指揮官なのです♡
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