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武経七書

52 武锋

六韜・犬韜「武鋒篇」〜この一撃が、運命を変える。

六韜・犬韜「武鋒篇」〜この一撃が、運命を変える。

登場人物

  • 呂尚(太公望):ツンデレ系知略ギャル。戦場を知り尽くすカリスマ兵法家。
  • 武王(姫発):幼くも聡明な王女。真摯な学び手で、呂尚を「お姉様」と慕う。
  • 太史編:可愛い解説ロリ。語尾が特徴的で、読者の案内役。

対話篇

姫発(不安げに)「お姉様……このごろ、わたくし、心配になってしまうのです。もし戦場で敵が強大で、戦車や騎兵がものすごい勢いで迫ってきたら──わたくしたち、どうすればよいのでしょう……?」

呂尚(やさしく微笑みながら)「あらあら、姫発ちゃんったら♡ でもそれ、とっても大事なことよ。戦にはね、“先鋒”っていう──一番槍の部隊がいるの。いち早く敵の動きを察して、チャンスが来たときだけ、一撃必中で討ちかかるのよ」

姫発(真剣に)「では、その“チャンス”とは……いかなるとき?」

呂尚(静かに目を伏せ、低く語り始める)「それを見極めるために、敵の“十四の変”を観察するの」

姫発「十四も……!? どれも覚えなければ、ですね……!」

呂尚(指折り数えながら)「そう──敵が新たに集まったばかりのとき、食事してないとき、天候が悪いとき、地形が不利なとき……」

姫発「そ、それだけじゃないですわよね……!」

呂尚(やや険しい声で)「疲れてるとき、油断してるとき、長旅の途中、指揮官が不在のとき……川を渡る最中、混乱しているとき、狭道に入ってるとき、陣形が乱れていないとき、そして──心が怯えているとき」

姫発(ぎゅっとスカートを握って)「十四……どれも、わたくしが軍を率いるようになったら、ぜったいに見落とせないことばかりですわね……!」

呂尚(ふっと笑って)「そのときは、あたしが横でちゃんと支えてあげる♡ でも──“見抜く”のは王の責務。姫発ちゃんなら、できるわ」

姫発(頬を赤らめて)「お姉様……わたくし、戦場に立つときは、この十四の変、必ず心に刻みます!」

太史編のやさしい解説コラム

太史編(ぴょこっ)「は〜い! 今日は《武鋒篇(ぶほうへん)》っていう“先鋒隊”のお話だよっ!」

  • そもそも“鋒”ってなに? 矛の先っぽ、つまり“一番先に突っ込む人たち”のことだよ! これが上手だと、戦いの主導権ぜんぶ取れちゃうのっ!
  • いつ攻めればいいの? 太公望先生が教えてくれた「十四の変」を見てから! たとえば:敵が疲れてるとき、敵がごはん食べてないとき、川わたってるとき、陣形ぐちゃぐちゃのとき……などなど!
  • まとめっ! 勝ちたいなら、「鋒(ほこさき)」を見逃すなっ! 先鋒の一撃は、戦の流れを決めるからねっ!
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