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武経七書

50 林战

六韜「豹韜・林戰篇」〜木洩れ日の戦場で…お姉様と過ごす最後の戦法講義♡〜

六韜「豹韜・林戰篇」〜木洩れ日の戦場で…お姉様と過ごす最後の戦法講義♡〜

登場人物

  • 武王・姫発:勇気と優しさを秘めた幼き王女。お姉様の教えを一言も聞き漏らさぬよう、森の中でも真剣な眼差し。
  • 呂尚(太公望):クールでツンデレなギャル兵法家。戦場では真剣そのもの。でも姫発ちゃんには甘々♡
  • 太史編:おませなロリ風ナビゲーター。今回は森の戦いのポイントをとっても分かりやすく教えてくれます!

本文

木洩れ陽が揺れる森の奥――小鳥のさえずりが、まるで戦場に訪れた静けさのように響いていた。

姫発(ぴた、と立ち止まり)「お姉様……。森の中で戦うというのは、とても難しそうですわ……」

呂尚(太公望)(静かに頷き)「うん。林中の戦大型いってのは、ふつうの平地戦より数段ムズいのよね。でも――ちゃんとやり方があるのよ。教えてあげる♡」

姫発(真剣な表情で頷いて)「お願いいたします……!」

呂尚「まずは、三軍をそれぞれ《衝陳》っていう陣形で分けて配置するの。これはね、敵に当たってもすぐ反応できる、いわば“突撃型”のフォーメーションって感じ!」

姫発「まぁ……! 森の中でも、陣形はとっても大切なのですね……!」

呂尚「そう♡ で、配置する場所も大事。“便兵所處”――つまり、動きやすくて見通しの利くところを選ぶの。外側には弓と弩、内側には戟と盾を配置して、バランスのとれた布陣にするわ」

姫発(ふむふむとメモをとり)「弓と弩が“外側”、戟と盾が“内側”…。はいっ、覚えましたわっ!」

呂尚(木の枝を手に取り、地面に描きながら)「それから、林の中ではね……道を切り拓くの。草木を刈って道を広げて、旗を高く掲げて、部隊の位置がバレないように動くのよ」

姫発(小さく息を呑んで)「森の中でも、隠れているようで実は“見せるべきもの”はしっかり見せるのですわね……」

呂尚(ニヤリと微笑んで)「その通り♡ 旗は高く、でも兵の動きは静かに、慎重に。敵にこちらの“意図”を悟らせないってことが、森の戦いでは特に大事なのよ」

姫発(顔を上げて、強く頷き)「お姉様……。林戰って、まるで“静かなる嵐”のようですわね……」

呂尚(その言葉に目を細めて)「ふふっ……姫発ちゃん、いい感性してるじゃない♡」

呂尚「もし木がまばらな場所だったら……そこでは《騎兵》を使うの。その背後に《戦車》を配置して、隙を見て一気に攻める!」

姫発「なるほどっ! 木の多さに応じて兵の種類を変えるのですねっ!」

呂尚(キリッと指を立てて)「でも、林の中って進みにくいし、伏兵がいっぱい隠れてるかもだから――《衝陳》で備えて、前後の守りもバッチリね!」

姫発「敵が多くても、こちらが素早く動ければ、勝てますのね!」

呂尚(そっと微笑んで)「そう。敵がいくら多くても……こちらの布陣と心構えが整っていれば、絶対勝てるわ♡ そしてね……戦った兵たちは、ちゃんと休ませてあげるの。交代で戦って、交代で休んで……勝つまで繰り返す。それが、森の中で勝つ“林戰の紀(き)”――つまり、鉄則ってわけ♡」

姫発(胸に手を当てて)「わたくし……今なら、森の中でも戦える気がしてきましたわ……!」

呂尚(優しく姫発の肩を抱き寄せて)「大丈夫よ。あたしがそばにいるもん♡」

姫発(しみじみと)「森の中にも、こんなにも深い戦法があるのですわね……。お姉様から学べて、本当に良かった……♡」

呂尚(優しく微笑んで)「ふふっ、そう思ってくれるなら、あたしも嬉しいわ♡ 姫発ちゃん、どこでだって戦える立派な王様になれるわよ」

太史編のやさしい林戰コラム

太史編「やっほー!太史編だよ♡ 今日は《林戰篇》、つまり森の中での戦いのことを分かりやすく解説しちゃうね!」

まとめ

  • 林戦の基本構え:三軍を「衝陳(しょうちん)」に分けて、森の動きやすい場所に配置! 弓・弩は外側、戟・盾は内側! 防御と攻撃のバランスをとろう!
  • 草木と道:草木は切って通れる道をつくる! 旗を高くあげて、軍の“意志”を見せることも大事!
  • 攻撃スタイルいろいろ!:木が少ないところは騎兵でGO! チャンスがあれば戦車で突撃もアリ!
  • 前後もちゃんとケア!:森は隠れやすい分、前後からの襲撃に注意! 衝陳で備えれば、どこから来ても怖くないの♡
  • ローテーションが勝利の鍵♡:戦ったら休む、まだの子は前へ出る! これをくり返せば、どんな敵も追い返せちゃう!

太史編(にっこり笑って)「ということで、林戦は“静と動の駆け引き”がカギなんだね♡ ちゃんと備えて、柔軟に戦えば――敵将だって逃げてっちゃうかもっ♪」

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