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武経七書

46 鸟云山兵

六韜「豹韜・鳥雲山兵篇」〜高き峰にて、姫とお姉様の危機突破レッスン♡〜

六韜「豹韜・鳥雲山兵篇」〜高き峰にて、姫とお姉様の危機突破レッスン♡〜

登場人物

  • 武王・姫発:幼くも志高い姫。険しい山岳戦に不安を感じつつも、知識を吸収しようと必死。
  • 呂尚(太公望):ツンデレなギャル軍師。兵法となるとクールな真剣モード。今回は「山の陣」を指南。
  • 太史編:ロリ口調の解説者。読者の理解をサポート!

本文

春風なお冷たき山風が吹く――岩山の峻嶺に立つ姫発の顔には、不安と決意の入り混じった表情が浮かんでいた。

武王(姫発)「お姉様……この山、なんだか怖いですわ。高くて、木もなくて、しかも四方から敵が来そうで……。こんな場所で、どうやって戦えばよいのかしら……?」

呂尚(太公望)(真剣な表情で)「いい質問ね、姫発ちゃん。こういう場所に軍を置くの、ホント危険なの。山の上にいれば孤立するし、下にいれば包囲される――。だから、ここでは“鳥雲の陣”ってやつを使うのよ!」

武王「と、鳥雲……の陣?」

呂尚(頷きながら)「そ。雲のように柔らかく、鳥のように俊敏に構える布陣って意味。山の陰にも陽にも、左右どちらにも、ぜーんぶ気を配るの。左に陣を張ったら右を警戒、陰にいれば陽を守る――そんな感じにね♡」

武王(一生懸命にメモを取りながら)「……“左にあれば右を備え、陽にあれば陰を備えよ”。ですねっ」

呂尚「うん、それだけじゃないよ。敵が登って来れそうな道には、強い部隊を配置する。それに、谷や大通りみたいな場所には、戦車を並べて通せんぼ♡」

武王(ふと顔をあげて)「つまり、敵が来そうなところ全部に備えておくのですね……!」

呂尚(満足そうに微笑んで)「さすが姫発ちゃん♡ 鳥雲の陣さえ張れれば、こんな山の中でも絶対にやられない。逆に、うまく使えばこっちが勝てるのよ♪」

武王「お姉様……鳥雲の陣、まるで翼を広げたようで……とても優雅で強いですわねっ」

呂尚「ふふっ、姫発ちゃんに似合う陣形よ♡ しっかり覚えて、いざって時に使える王様になろうね」

太史編のやさしい解説コラム

太史編「やっほ〜! 今回は《鳥雲山兵篇》! テーマはズバリ、山の上でどう戦うかだよっ!」

  • 山の上=安全?:じつは違うよ! 山の上は孤立しちゃうし、下だと囲まれやすいの。
  • “鳥雲の陣”って?:山の左右・陰陽、すべてに気を配って配置する布陣のこと!
  • 敵の通り道は?:大事なのは“谷や大通り”! そこに戦車を置いて封鎖!

まとめ

  • 敵に囲まれても、“鳥雲の陣”を張れば大丈夫!
  • 左右・陰陽・進路ぜんぶに備えるのがカギなのっ!
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