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武経七書

42 垒虚 (v1.0)

六韜「虎韜・壘虚篇」〜敵の空虚を見抜け♡ お姉様の“高みの見物”戦略講座〜

六韜「虎韜・壘虚篇」〜敵の空虚を見抜け♡ お姉様の“高みの見物”戦略講座〜

登場人物

  • 呂尚(太公望):ツンデレ系ギャル兵法家。兵法となれば一転して理知的な賢者モード。今回も冷静に敵の嘘を見抜く。
  • 武王(姫発):ロリ寄りのお嬢さま口調。純真かつ鋭敏な観察者として、お姉様に学ぶ姿勢は変わらず。
  • 太史編:やさしいロリ解説役。難しい理論をわかりやすくフォローしてくれる読者の味方。

本文

春の風が丘をなでる。ふたりは小高い山に登り、敵地を見下ろしていた。

武王(姫発)(手をかざして遠くを眺めつつ)「お姉様……あそこに見える敵の砦……本当に兵がいるのかしら? 何だか静かすぎて、妙な気がいたしますの」

呂尚(太公望)(くるりと髪をいじりながら)「姫発ちゃん、それ、超鋭いわよ♡ 実はね──敵の陣が“空っぽ”か、それとも“本当にいる”かって、ちゃんと見極めるコツがあるの」

武王「まあっ……! それを見抜けたら、戦の行方もまるで違いますわね!」

呂尚(キリッとした表情で)「いい? 兵法ってのはね、“高いところ”から全体を俯瞰するのが基本。まずは《登高望遠》──高所に登って敵をよく観察するの」

武王(頷きながら)「はいっ。視野を広く持つのが要なのですね!」

呂尚「たとえばさ、鼓の音も、鉦(かね)の音も一切しない。でもそのわりに、砦の上には鳥がいっぱい止まってて、ぜんぜん驚いてない──その時点で、ほぼ“カラ”確定♡」

武王(目を丸くして)「まぁっ……鼓も鳴らず、鳥も逃げず、埃も立たぬ……つまり、中に兵がいないということでございますのね!」

呂尚「そうそう♡ しかもね──敵が急に引いてすぐ戻ってきたとき? あれは“軍の運用がグダってる”サインなの。こういうとき、部隊はバラバラで乱れやすいのよ」

武王「ふむふむ……急に出て急に戻る──“慌ててる”時は、逆に狙い目ですわね?」

呂尚(ニヤリ)「その通り♡ そんな相手は、こちらが“少数”でも叩けばボロが出る。混乱してる軍に、整った軍で当たれば、勝つのは当然よね♡」

太史編のやさしい解説コラム

太史編壘虚(るいきょ)ってなに? “壘”は“とりで”、“陣地”って意味だよ〜。“虚”は“カラ”のこと! つまり“敵の陣が空っぽかどうか、どう見抜くか”ってお話なんだ!」

  • どうやって見抜くの?:太公望お姉様が言ってたね! 太鼓や鐘の音がしない、鳥が止まっても逃げない、砂埃が立ってない、これらがそろってたら、そこに人はいない可能性が高いんだよ!
  • 敵が慌てて戻ったら?:それは作戦がバタバタしてる証拠! バラバラで動いてる軍は、秩序が崩れてて弱いの! そういう時は、少人数でもチャンスあり! すかさず出撃しちゃお♡

まとめ

  • 陣地の“空虚”を見抜くには、音・動き・空気感に注目!
  • 鳥が逃げない? それ、誰もいない証拠かも♡
  • 敵が慌てて戻ってきたら──すぐ叩け! 少数でも勝てる!
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