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武経七書

35 军略 (v1.0)

六韜「虎韜・軍略篇」〜天候も地形も容赦ない。それでも王者の軍は前へ進む。

六韜「虎韜・軍略篇」〜天候も地形も容赦ない。それでも王者の軍は前へ進む。

登場人物

  • 武王(姫発):無邪気だけど真剣な学び舎の姫君。お姉様・呂尚への憧れが溢れている。
  • 呂尚(太公望):ツンデレギャル系だけど、姫発には限りなく優しい兵法の達人。冷静かつ熱血。
  • 太史編:ちょっぴりませた賢いロリ解説者。難解な用語をポップに解説!

本文

(風の強まる夕刻、渡河の準備中の陣中にて――)

姫発「お姉様……っ、大変ですわ! 渡ろうとしていた川が、急な豪雨で氾濫してしまいましたの! それに、まだ全軍が渡りきっておりませんのに、水嵩がどんどん……!」

呂尚(眉をひそめながらも冷静)「ふーん……これだから、天候ってやつは手強いのよね。でも、それは計画不足ってこと。兵法じゃね、こういうのが一番ヤバいの。」

姫発「えっ……わたくしの指揮が、甘うございましたの?」

呂尚(姫発の手をとって)「違う違う。こういう非常時に焦る必要はないの。だけどね――『器械の備えなし、訓練もしてない、地形の読みもない』って三重苦は絶対NG。王者の軍は、常に最悪を想定して備えておくのよ。」

姫発(小さく頷き)「は……はいっ。では、今すぐどう動くべきでしょうか?」

呂尚「よし、兵器の総点検からいこっか。これが『軍略』の真髄だよ。攻城には轒轀(ひんうん)、臨衝(りんしょう)――敵の城を登るには雲梯(うんてい)、監視には飛楼(ひろう)。行軍と停陣には、武冲(ぶちゅう)・犬橹(けんろ)で前後をガード。道を塞ぐときは、材士に強弩(きょうど)持たせてサイドからズバッと!」

姫発「武器が……戦術そのものになってるんですのね……!」

呂尚(ウィンクしながら)「その通り♡ さらに、陣地を守るには天羅(てんら)、武落(ぶらく)、行馬(こうば)、蒺藜(しつり)。昼は五色の旗で合図、夜は煙火や太鼓、鈸、笳で指令を伝えるのよ。」

姫発「わたくし、もっともっと勉強したいですわっ!」

呂尚(頭をぽんぽんしながら優しく)「いい子ね♡ 最後に、川を越えるには飛橋、転関、天潢(てんこう)、飛江(ひこう)……全部使いこなせば、どんな大雨だって渡れるんだから。」

姫発「どんな困難でも、兵器があれば必ず突破できるんですのね……!」

呂尚「そうよ。三軍の準備が完璧なら、主将は何も恐れる必要なし。これが――王者の軍ってわけ♡」

エピローグ

姫発「お姉様……兵器って、ただの道具じゃないんですのね……。それは、民を守るための“翼”なんですのね!」

呂尚(静かに頷き)「うん。それを活かせるかどうかが、君主の器ってことよ、姫発ちゃん♡」

太史編のやさしい解説コーナー

太史編「やっほ〜! 今回は“軍略篇”! 雨でも川でもぜ〜んぶ兵器で乗り切る兵法の極意を紹介しちゃうよ♡」

  • 兵器と装備は“最初から揃えておけ”!:轒轀・臨衝:攻城戦の主力マシン! 城の門をバッコンするやつ。雲梯・飛楼:高いところを登ったり見張ったり! 忍者もびっくり。武冲・犬橹:移動と守りを兼ねた装甲車! 前後をガード。天羅・蒺藜:トラップやバリケードの達人! 不意打ちに最適! 五色旗・火鼓・鈸・笳:昼夜の指揮伝達アイテム! 昼は旗、夜は音!
  • 水場の突破もおまかせ!:飛橋・転関・飛江・天潢:即席の浮橋や舟で川を渡る! 急流でも大丈夫。浮海・絶江:逆流にだって乗っかる兵器アリ! 王者の軍、伊達じゃない!

まとめ

どんな困難が立ちはだかっても、兵器の準備と訓練があれば勝てる! 「軍略篇」は、兵器=戦略という真理を教えてくれる神回なのです♡

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