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武経七書

25 阴书 (v1.0)

六韜「陰書篇」〜お姉様だけが知っている、秘密のメッセージ♡

六韜「陰書篇」〜お姉様だけが知っている、秘密のメッセージ♡

登場人物

  • 呂尚(太公望):ツンデレでクールなギャル将帥。兵法の話になるとマジでガチ。姫発ちゃんのことは妹のように大切にしており、今回はしっとり優しい雰囲気。
  • 武王(姫発):無邪気で礼儀正しいお嬢様。お姉様を全幅の信頼で慕っており、今回も一生懸命メモを取りながら学び中。
  • 太史編:ほんわかしたロリ口調の解説者。難しい兵法の要点を可愛く噛み砕いてくれる。

会話パート

武王(首をかしげて)「あの、お姉様……陰符って、前に教えてくださった“秘密の通信”ですよね? でも……まだ少し、難しくって……」

呂尚(優しく微笑んで)「ふふっ、陰符だけじゃ終わりじゃないのよ、姫発ちゃん。続きがあって、それが《陰書》っていうの」

武王(目を輝かせて)「まぁっ……陰符と、陰書……! 両方そろって、はじめて完全なのですねっ」

呂尚(頷きながら)「そう。陰符は“符”=印。そして陰書は“書”=文。つまりね、機密伝達は“物”と“文字”の両輪で成り立ってるってこと」

武王(小声でメモを取りながら)「ふむふむ……“符”と“書”の両方で、暗号を完全にするのですね……!」

呂尚(真面目に)「陰書は、敵にも味方にも読まれないように書く手紙のことよ。見られても分からない、でも合言葉を知ってる人だけはちゃんと読める。まさに“陰の書”ね」

武王「ふぇぇ……なんだか、とってもスパイみたいでドキドキしますわっ!」

呂尚(くすりと笑って)「ふふっ、でもね、ただスパイごっこじゃ済まないのよ。たった一文字の陰書が、十万の軍を動かすこともある。だから筆の一撇が、生死を分けるってわけ」

武王(息をのんで)「お、お姉様……そんなに重たいものだったのですね……」

呂尚「うん。だから“陰書を扱う者は、口を閉ざし、心を鎖す”って言われてる。読むのも命がけ、渡すのも命がけ。──だけど、本当に信頼してる人にだけは、託せるの」

武王(そっと手を胸に当て)「……わたくし、そんなお手紙……お姉様から受け取れるような人間になれるでしょうか……?」

呂尚(微笑みながら、そっと頭を撫でて)「もう、なってるじゃない。だって、あたし──今ここで、姫発ちゃんに陰書の秘密、ぜんぶ教えてるんだから」

武王(ぱぁっと笑顔になって)「あ……ありがとうございますっ、お姉様っ! わたくし、絶対に誰にも言いませんっ!」

呂尚「ふふ……それでこそ、わたしの王様よ♡」

太史編のやさしい解説コラム

太史編(ぴょこっと登場)「今回は“陰書篇”! さっそくポイントまとめてくね!」

  • 陰書ってなに?:ばれちゃいけない“極秘メッセージ”のことだよ〜! 合言葉や秘密の書き方で、敵にも味方にも分からないようにするの。
  • 誰が読むの?:ほんとに限られた人だけ! 王様と将軍、そして特別な人にだけ、読み解く方法が伝えられるんだ〜!
  • なんでそんなに大事なの?:たとえば「いま攻めるか退くか」「援軍が来るか来ないか」って情報が敵に漏れたら、大ピンチ! だからばれないこと最優先で書くの。
  • 注意点は?:陰書を読む人は、余計なことを言っちゃだめ! 持っていく人も、途中でバレたら命が危ないのっ。

Too史編(きゅっと手を結んで)「というわけで、陰書は“命がけの手紙”。でも、信頼できる人となら、心の奥で通じ合える──そんな絆の証なのかも、だね♡」

おしまいのひとこと

武王「陰書って、とても怖いけど……とても尊いものなのですね……。お姉様から学んだこと、ぜったいに胸にしまっておきますっ」

呂尚「ふふっ、それでこそ立派な王の器よ、姫発ちゃん♡」

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