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武経七書

21 立将 (v1.0)

六韜「立将篇」〜お姫さま、はじめての将軍任命式♡

六韜「立将篇」〜お姫さま、はじめての将軍任命式♡

登場人物

  • 呂尚(太公望):ツンデレ気味だけど兵法には超真面目。姫発にはやや甘め。
  • 武王(姫発):ロリっぽいけど勉強熱心なお嬢様。今日は「将軍になる儀式」について学びます。
  • 太史編:ロリ口調のゆるふわ解説係。

会話シーン

武王(ちょこんと座って)「お姉様……大事な戦いのとき、将軍ってどうやって選ばれるのですの?」

呂尚(うなずいて)「うん、大事な質問ね。戦のとき、王さまはまず正殿を避けて、別の場所で将軍を呼び出すの。真剣な雰囲気で“国の運命は、あなたにかかってます”って言うのよ」

武王(目をまるくして)「まぁ……重たいお役目ですわ……!」

呂尚「うん、それだけ将軍って存在が大きいの。命令を受けたら、太史が占いして、三日間斎戒して、それからお寺に行って──“吉日”を選んで、いよいよ斧と鉞(まさかり)を授けるの」

武王「儀式って、そんなにちゃんとやるんですのね……!」

呂尚「そう。王さまは“この武器を手にすることで、天の上から地の底まで、軍のことは全部任せます”って伝えるの。だから将軍は、その瞬間から命がけなの」

武王(小さく手を握って)「責任の重さ……感じますわ」

呂尚(真剣な眼差しで)「それだけじゃないの。兵は多ければいいってわけじゃないし、死ぬ気で戦えば勝てるわけでもない。仲間の意見をちゃんと聞くこと、士卒と苦楽を共にすること、そういうことが大事なのよ」

武王「……わたくし、みんなより先にごはん食べたり、涼しいとこにいたりしたら……駄目ですの?」

呂尚「当然ダメっ♡ 兵たちが座るまで、将軍は立ってるの。兵たちが食べるまで、将軍は待ってる。暑くても寒くても、同じ環境で過ごす。そうすれば、みんな本気でついてきてくれるの」

武王(うっとりした目で)「ああ……お姉様、本当にかっこいいですわ……!」

呂尚(少し照れて)「ふふっ、あたしを見習うといいわ♡ でもね、任命された将軍も言うの。“軍のことは、王さまが遠くから口出ししないで。任せてくれないなら、あたしは引き受けません”って」

武王「なるほど……お任せするからこそ、責任を果たすのですねっ!」

呂尚「そう。命がけだから、勝つまでは生きて帰らないって覚悟なのよ」

武王(小さく息をのんで)「わたくし……ちゃんとした“任せ方”ができる王様になりますわっ!」

呂尚(にっこり)「うん……君がそう言ってくれるなら、きっと大丈夫♡」

太史編のやさしい解説コラム

太史編(ぴょこんと登場)「今回は“立将”っていうお話だよ〜! つまり、“将軍ってどうやって任命されるの?”ってこと!」

  • 国の危機と将軍の任命:戦いの前、王さまはちゃんと儀式をして、信頼を込めて将軍に任せるの!
  • 斧と鉞(ふとまさかり):これを渡すのは、“軍のすべてを託します”って意味なんだよ〜!
  • 将軍の心構え:「兵と共にある」ってことが大切。先に食べたり楽をしたりするのはNG!
  • 王の役目:任せたら信じる! 口出ししすぎると、将軍は動けなくなっちゃうよ!
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