忍者ブログ

武経七書

10 举贤 (v1.0)

六韜「挙賢篇」〜賢人を見抜け、ギャルの眼差しで♡

六韜「挙賢篇」〜賢人を見抜け、ギャルの眼差しで♡

登場人物

  • 呂尚(太公望):ツンデレなギャル。今回は賢人の見抜き方がテーマなので、超冷静にズバズバ言う賢者モード。でも後半はちょっぴり優しさがにじみ出る。
  • 文王(姬昌):国の未来を案じつつ、呂尚の言葉に真摯に耳を傾ける賢君モード。
  • 太史編:ロリ口調の解説者。少しだけ登場。偽善者と真の賢者の違いを教えてくれる。

会話シーン

文王(悩ましげに)「ねえ、呂尚。あたくし、国を想って賢者を登用しようとしても、なぜかうまくいかないのです……それどころか、世の中ますます乱れて、危うくなるばかり。なぜかしら?」

呂尚(瞳を伏せて、静かに)「それ……名ばかりの“賢人”を持ち上げて、実際には何も任せてないからよ」

文王「まあ……任命してるのに、なぜ任せられていないのですの?」

呂尚(やや強い口調で)「それはね、“世間ウケ”で人を選んでるから。世俗が誉める人を賢者扱いして、本当の賢人を無視してる。つまり、見抜けてないのよ」

文王(眉をひそめて)「見抜けていない……」

呂尚「そう。“世間の評価”で選べば、声の大きい人が出世して、地味でも本物の賢人は追いやられる。そうやって派閥争いが生まれて、真っ当な人は排除されて、嘘つきが偉くなる──そんなの、国が乱れるに決まってるじゃない」

文王(息を呑み)「それでは、どうすれば“真の賢人”を挙げられるのでしょう……?」

呂尚(頷きながら)「役職ごとに“どんな人材が必要か”をちゃんと定義して、その基準で選ぶの。形式じゃなくて“中身”でね」

文王「まあ……では、それぞれの官にふさわしい徳と能力を、しっかり見極めるということなのね」

呂尚(優しく微笑んで)「そう。“名”に見合った“実”をちゃんと備えているか──それを見抜けるかどうかが、君主の目利き力ってワケ」

文王「ふふっ、まるで宝石を選ぶ目のように……」

呂尚(少し照れてそっぽを向きながら)「そゆことっ♡ 賢人ってのは、キラキラじゃなくても、芯があって輝くもんなの」

太史編のやさしい解説コラム♡

太史編(ぴょこんと登場)「今回のテーマは、“どうやってホンモノの賢人を見抜くか”だよ! 表面だけで選んじゃうと、すぐダメになっちゃうの!」

  • 世間の評価はアテにならない:人気だけで選ぶと、本物の賢人が埋もれて、派閥や偽善者がのさばるよ!
  • 中身で選ぶ:役職ごとに必要な徳や能力をちゃんと定義して、それに合う人を選ぶの!
  • 名と実の一致:名前だけの賢人じゃなくて、実力のある人を見抜くのが君主の仕事!

それができたら、賢人を挙げるのもバッチリ☆

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R