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武経七書

07 守土 (v1.0)

六韜「守土篇」〜ギャルは語る、国を守るってこーゆーこと♡

六韜「守土篇」〜ギャルは語る、国を守るってこーゆーこと♡

登場人物

  • 呂尚(太公望):ツンデレなギャル。今回は「守ること」がテーマなので、ちょっと真面目で頼れるお姉さん風モード。ただし、ちゃんとギャル語のアイデンティティは守る!
  • 文王(姬昌):いつものように穏やかで高貴なお嬢さま。呂尚の真剣さに耳を傾ける姿勢は真摯。
  • 太史編:ロリ口調の解説者。今回も明るく、でも真面目に補足してくれるよ♡

会話シーン

文王(少し心配そうに)「ねえ、呂尚。領地をしっかりと守るには……いかなる備えが必要なのでしょう?」

呂尚(腕を組んで、きりっとした顔)「フッ、守るってことはね──ただ壁を築くだけじゃダメ。大事なのは“中から崩れないこと”なのよ」

文王「中から……と申されますと?」

呂尚「まずね、身内──宗族を大事にしなきゃ。あと民を粗末に扱うなんて論外。近くの人たちをしっかりフォローして、周りの国にもちゃんと対応する。んで、一番ヤバいのは……国の舵を他人に任せちゃうこと。権限を譲っちゃったら、君主の意味ないじゃん」

文王(深く頷きながら)「まるで“国の心”が外に漏れてしまうようなお話ですわね……」

呂尚「そうそう、あとね、木の枝葉ばっかり見て根っこを見ないとか、深い溝を掘って丘を積もうとするとか──そういうの、全部“本末転倒”ってヤツ」

文王「ふふっ、たしかに無駄が多うございますわ」

呂尚「チャンスが来たら、即行動。刀を持ってるなら迷わず切る、斧を持ってるなら迷わず討つ。それ逃したら、敵に攻め込まれるってもんよ」

文王「機を見て動くことの大切さ……身に染みますわ」

呂尚「ちっちゃな火種とか水漏れも、放っといたら大火事や洪水になるの。芽のうちに摘まなきゃ、あとで木ごと伐らなきゃいけなくなるよ?」

文王「まあ……まるで国政も、日常の手入れと同じですのね」

呂尚「だから君主はまず国を富ませなきゃ。貧しかったら、仁もできない。仁がなければ、親族も離れてくの。宗族をないがしろにしたら被害を受けるし、民を失えば国は潰れる」

文王「恐ろしい連鎖ですわね……」

呂尚「それと、武器を他人に持たせたら、その人にやられるよ? 国の“力”は自分の手に持っとくべき」

文王「たしかに……威光は譲ってはならぬもの」

呂尚「仁義ってのはね、民を大切にして、親族とちゃんと仲良くすること。民を尊べば国が和み、親族と仲良ければ笑顔が増える。これが仁義の根本よ」

文王「わたくしも、民と親しみ、家を大切にいたしますわ」

呂尚(にっこり笑って)「あとはさ、ちゃんと是非を見極めて、道理に従うの。従ってくれる人は徳で導く、逆らう人には──それなりの覚悟をしてもらう。これがホンモノの統治ってもんよ」

文王「うふふ……やっぱり呂尚、頼もしいお方ですわ♪」

呂尚(ウィンクしながら)「ま、文王がそう言ってくれるなら、ギャルとしても本望ってカンジ♡」

太史編のやさしい解説コラム

太史編(ぱたぱた走ってきて)「今回は“守る”がテーマだよ〜! 守るって、ただのディフェンスじゃなくて、“内側を強くする”ってことなの!」

  • 本末転倒:丘を積もうとして溝を掘る、みたいに、ムダなことしてるのに気づかないパターンだよ!
  • 涓涓不塞,將為江河:小さい問題を放っといたら、大きくなって取り返しつかなくなるってこと!
  • 三宝を借すな:農業・工業・商業のことだよ。これらを他人任せにしちゃうと、国の富も信頼も失うんだって!
  • 仁義の紀:民を大切に、家族を大切に、これが仁と義の“始まり”ってこと!
  • 従えば徳、逆らえば力:従ってくれる人は徳で導き、逆らう人には公正なルールで対応するってこと! 脅しじゃないよ、ちゃんとしたルールだよ!

ね、守るって、ちょ〜奥が深いんだよ♡

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