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武経七書

12 兵道 (v1.0)

六韜「兵道篇」〜無邪気なお姫様とツンギャルの、はじめての兵法レッスン♡

六韜「兵道篇」〜無邪気なお姫様とツンギャルの、はじめての兵法レッスン♡

登場人物

  • 呂尚(太公望):ツンデレなギャル。兵法の話になると真剣モード。武王が可愛いので、今回は最初からややデレ寄り。
  • 武王(姫発):ロリっぽいけどしっかり者のお嬢様。呂尚のことを「お姉様」と慕っている。勉強熱心で礼儀正しい。
  • 太史編:ロリ口調の解説者。合間の補足を担当。

会話シーン

武王(まっすぐな瞳で)「お姉様……兵法って、どう使えばいいのかしら? 兵道って、一体どんなもの?」

呂尚(やさしく微笑んで)「ふふっ、姫発ちゃん、偉いわね。じゃあ教えてあげる。兵の道ってね、いちばん大事なのは“統一された指揮”。これがなきゃ、軍はバラバラでダメになるのよ」

武王(うなずきながら)「指揮が“一”であれば、軍は自由に動けるのね?」

呂尚「そうよ。“一”に集中すれば、独立して動けるし、敵の裏もかける。黄帝さまも言ってたの。“一に従う者、ほとんど神に近づく”って」

武王「まあ……神のような軍になるのですねっ!」

呂尚「ただね、それを成功させるには──時機を掴むこと、勢いを使うこと、そして君主の決断が要になるの。兵法は、カッコいいだけじゃ勝てないのよ」

武王(小さく手を握って)「うんっ……わたくし、ちゃんと肝に銘じますわっ」

呂尚(真面目な表情で)「だからこそ、古の聖王は、兵を“凶器”と呼んで、やむを得ない時しか使わなかったの」

武王「……なのに、今の殷王は……」

呂尚「アイツはね、“今国がある”ってことに浮かれて、“いずれ滅ぶ”ことを全然考えてないの。遊んでばっかで、民の苦しみに目もくれない。ほんと、ありえないって感じ」

武王(きゅっと唇を結び)「でも、わたくしは違います。先に“源”を考えました。なら、もはや“流れ”は怖くありません!」

呂尚(にっこりして)「えらい子ね……本当に、王の器だわ」

武王「ところでお姉様……両軍がにらみ合って、どっちも動けないときって、どうすればよいのでしょう? わたくし、奇襲を仕掛けたいのに、うまくいきそうにありません……」

呂尚(キリッと指を立て)「そんなときこそ、演技力と知略の出番よ! 見た目は混乱してるけど実は整ってるとか、飢えてるフリして満腹とか、弱く見せて本当は強い──そうやって敵を油断させるの」

武王「なるほど……軍を集めたり、散らしたりして、敵を混乱させるのですねっ」

呂尚「そ。さらに要塞は高くして、強い部隊は伏せておく。そして…… “静かに、まるで音も立てずに”──そうすれば、敵には何も分からない。たとえば、敵を西に誘っておいて、実は東から攻める、とかね♡」

武王(ぱちぱち拍手して)「わぁっ、お姉様って、ほんとうにすごいですわっ!」

呂尚(ちょっと照れつつ)「ふふっ、まあ、あたしを誰だと思ってるのよ♡」

武王「でも……もし敵にわたくしたちの計画がバレちゃったら? どうすれば……」

呂尚(キリリと)「そしたらすぐに作戦を変えて、敵の弱点を突く! それが兵法の極意よ。敵が気づく前に、こっちが一枚上手を取る。それが“速さ”と“意外性”の勝利ってやつ」

武王(きらきらした目で)「お姉様……わたくし、もっと学びたいですっ! この兵道、ぜったいにものにして、民を守ってみせますわっ!」

呂尚(やさしく頭をなでて)「うん。あたしがついてるから、大丈夫よ、姫発ちゃん♡」

太史編のやさしい解説コラム

太史編(元気に登場)「今回は“兵道”! 要するに、軍隊を動かすときにいちばん大事なことを教えてくれるよ〜!」

  • “一”ってなに? 軍隊の指揮がバラバラだと、ぜったい勝てないの。“一”はつまり、リーダーの方針がちゃんとまとまってるってことだね!
  • 戦争って悪いこと? うん、本来は使っちゃいけない“凶器”なの。でも、民が苦しんでるとき、悪い王様がいるときは、助けるためにやむをえず使うの!
  • 戦うときのコツは? 敵には混乱を見せて、自分たちはしっかり準備。静かに、速く、予想外なところを突くと勝ちやすいよ〜!
  • 最後に大事なことは? “勝ちたいなら、よく見て、よく聞いて、よく考える!” これが兵法の基本なのっ!
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