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武経七書

57 武骑士

六韜・犬韜「武騎士篇」〜騎馬の刃は風より疾く

六韜・犬韜「武騎士篇」〜騎馬の刃は風より疾く

登場人物

  • 呂尚(太公望):軍略の師であり、甘く凛々しいお姉様。
  • 武王(姫発):幼き王。不安げで可憐ながら、学ぶ志はまっすぐ。
  • 太史編:やんちゃで賢い解説ロリちゃん。

本文:呂尚と姫発の兵法問答

姫発(小首を傾げて)「お姉様……先ほど、戦車に乗る兵のことを教えていただきましたけれど……馬に乗る方々も、やはり選び方がございますの?」

呂尚(優しく微笑んで)「ええ、もちろんよ姫発ちゃん♡ 馬に乗って戦う“騎士”たちは、軍の“閃光”──動く刃よ。選ぶ基準も一切の妥協は許されないわ」

姫発(まなざしを輝かせて)「まぁ……! その方々は、どんな風に選ばれますの? わたくし、とっても知りとうございます!」

呂尚(指を立てて真剣に)「まず、年齢は四十歳以下、そして身長は七尺五寸以上──つまり、背が高くて若く、しなやかな筋骨を備えていなければダメ」

姫発(うっとりと)「まるで……風のようなお姿ですわね……」

呂尚「でもね、見た目だけじゃダメなの。強靭な体躯、俊敏な脚、電の如き反応速度──そうでなければ、馬上戦なんて務まらない」

姫発「たしかに……馬に乗って走りながら矢を放つなど、並大抵のことでは……」

呂尚(うなずいて)「その通り。疾走する馬上から彀弩を引き、前後左右に矢を放ち、敵の包囲を突き崩す力が必要なの。それだけじゃない──溝を越え、丘を登り、濡れた大地を駆け抜け、深い川をも渡る。あらゆる障害を、馬とともに突破できることが条件よ」

姫発(思わずため息をついて)「まぁ……なんて……なんて勇ましい……」

呂尚「そしてね姫発ちゃん。そういう騎士こそ──敵の大軍を混乱させる“飛将”となる存在なのよ。このような者を、“武騎の士”と呼ぶの。そして──絶対に、厚遇しなきゃいけない」

姫発(小さな手を胸に当てて)「……はい。わたくし、覚えておきますわ。馬の背にて戦う者も、鋼の如き忠義を抱いてくださる方々……。わたくし、その方々に恥じぬ王になってみせます!」

呂尚(そっと頭を撫でて)「ええ、きっとね……♡ 姫発ちゃんなら、誰よりも立派な“王”になれるもの」

太史編のやさしい解説コラム

太史編(ぴょこっ!)「こんにちは〜っ! 太史編だよ〜 今回は《武騎士篇》! 馬に乗って戦うエリート中のエリート、“騎兵さん”の選び方を見ていくよっ!」

  • 武騎士ってなに? 馬に乗って戦う精鋭! 別名「軍の閃光(ひかり)」✨ とにかく速くて強くて、何でも乗り越えちゃうスーパーヒーロー!
  • どんな人がなれるの?
    • 40歳以下!
    • 身長七尺五寸以上!(現代なら185cmくらい!)
    • 超人的な体力と俊敏さ!
    • 馬で溝や丘を乗り越え、大河を泳ぎ切り、
    • 馬上で弓を引き、前後左右に攻撃可能!
  • どう扱うべき? 太公望いわく、「厚遇すべし」! それはね、戦場で一番キケンな任務を背負ってるから! 信頼され、大切にされて、はじめて“真の騎士”になれるんだよ〜✨
  • 太史編(にっこり)「武騎士はね、“疾風迅雷の矢”みたいな存在なの! 目にも留まらぬ速さで敵陣を駆け抜け、王の軍に勝利をもたらす──そんな彼らを信じ、尊び、支えるのが……王の器、なんだよ♡」
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