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武経七書

04 大礼 (v1.0)

六韜「大礼篇」〜礼に生きるツンギャル、ただし今日は大真面目♡

六韜「大礼篇」〜礼に生きるツンギャル、ただし今日は大真面目♡

登場人物

  • 呂尚(太公望):ツンデレなギャル。今日は大礼のお話だから、めちゃくちゃ礼儀正しいモード。ただし、ラストでちょっとだけギャル語に戻る演出あり。
  • 文王(姬昌):いつも通りの優雅で高貴な雰囲気。
  • 太史編:ロリ口調の解説者。今回は出番少なめ。

会話シーン

文王(優雅にほほえみながら)「ねえ呂尚、君主と臣下の“礼”というもの……それは一体、いかなるものでしょう?」

呂尚(背筋を正して、深く一礼)「御意にございます、文王。礼の基本は、君は民を遠ざけず、民は君に心を偽らぬこと。君主は情を深く察して、臣下は誠を尽くす──その調和が、すなわち“礼”でございます」

文王(目を伏せて頷きつつ)「まあ……まるで天と地のような関係なのね」

呂尚(淡くほほえんで)「そのとおりにございます。天がめぐみを施し、地がすべてを受け入れるように。君主は遍く恩を施し、臣下はその徳に安んじるのです」

文王「では……君主の務めとは?」

呂尚(静かに言葉を選びながら)「安らぎ、静けさ、そして柔らかな態度をもって政を導くこと。欲を捨て、心を平らかに保ち、物事には正しく対処する──それが、君主たる者の在り方にございます」

文王「では、そのような御方は、どのようにして進言を聞くべきでしょう?」

呂尚「軽々しく許すべからず、また頑なに拒むべからず。受け入れすぎれば御意志が揺らぎ、拒みすぎれば民の声が閉ざされます。君主は、山のように高く、淵のように深く、計り知れぬ存在であるべきにございます」

文王「……まあ、まるで神明のような徳だわ」

呂尚(少し笑って)「そのように澄んで正しくあられることこそ、天子の器にございます」

文王「では、どうすれば天下のことをすべて見渡せましょう?」

呂尚(穏やかに)「目には明らかを、耳には聡きを、心には智慧を──民の目を通して視れば、すべてが見えましょう。民の耳を借りれば、声なき声も聞こえましょう。そして、民の心をもって考えれば、あらゆる事が知られるのでございます」

文王(感嘆して)「なるほど……それが、四方からの意見を集め、正しく政を成すということなのね」

呂尚(微笑を浮かべながら、ほんの少しギャル語に戻る)「っし……! ま、今のあたし、ちょー礼儀正しいモードだけど……そゆのも全部、民のためっしょ? 民の声、ちゃーんと聞ける君主こそ、マジで“神”って感じ♡」

文王(くすっと笑って)「まあ、今日はずいぶんお上品だったのに、最後だけ……ふふ、やっぱり呂尚ね♪」

太史編の解説コラム(簡略版)

太史編(くるくる回りながら)「今回はね、“礼”ってお話だったの! 礼っていうのは、ただのお辞儀とかじゃなくて、君と民が信じ合って気持ちを通わせるってことなの。君主がちゃんと民を見て、民もちゃんと心を開く──そういう関係が“国を安定させる根っこ”なんだよ!」

  • 臨而無遠:君主が民に心を近づけること。
  • 沈而無隠:民が私心なく正直であること。
  • 周則天、定則地:君主は天のように広く恵みを、民は地のように安定を。
  • 目貴明、耳貴聡、心貴智:君主に必要なのは、観察力・聴く力・考える力!

そしてね、全部の情報が君主のもとに集まれば、どんなことでも正しく判断できるようになるの! 礼ってね、思いやりとか尊重の心なんだよ♡

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